はりきって洗車した翌日によく雨が降るのはよしおです。
最近、若者によるスマホゲームのチート行為が社会的問題に。
そんな中、友人が「最近作ったアプリゲームがチート行為の被害にあっちゃた〜!」らしいので話を聞いてみました。
チート行為と友人から聞いたお話を書いていきます。
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そもそもチート行為とは??
《チート行為》
不正なツール・ソフトを使い裏技的なテコ入れをゲームに施し、本来の仕様・ルールを変更し有利にゲームをする行為。
チートは、英単語の「騙す」や「ずるい」を意味するCheatが語源。
裏技(バグ・不具合)と言えば昔のゲームにもよくありました。
昔は「裏技(バグ)」を発見・利用しゲームをすることは日常的でしたし、「裏技本」も普通に出版されていましたよね。
当時は自分のゲーム機で自分たちだけで遊ぶのが主流。ゲームソフトさえ売れればよかったので問題にあることはありませんでした。
しかし、現代のチート行為は当時の裏技は事情が大きく異なります。
現代のゲームはネットに接続する「オンライン」が主なので、チート行為によりゲームの全体のバランス・ルールも崩壊し企業は大損害を受けてしまう大問題に。
若者に蔓延するチート行為が社会問題に
昨年、pc人気オンラインゲームでのチート行為により17~18歳の少年3人が書類送検されています。
彼らの容疑は「電子計算機損壊等業務妨害」
立派な犯罪なんですね! チート行為が出来るツールを作成して販売して数百万円の利益を上げいていたそう。
また今年6月には大手スマホアプリの不正ツールをオークションなどで販売したとして、著作権法違反の容疑で逮捕者が出ています。
さらに、「チート」と検索すれば大手ゲームの不正ツールでも簡単に手に入ってしまう現状。
小・中学生でさえも簡単にチート行為が出来てしまう環境。
特に小・中学生は「やってはいけない犯罪行為」という罪の意識が薄く問題は深刻になっています。
友人がチート行為の被害にあってたので聞いてみた。
友人が作った「みんなで倒せ!70億匹のゴブリン!」
画面上のゴブリンをひたすらタップし続けるオンラインゲーム。
倒した数を「個人ランキング」「都道府県ランキング」で争えるのが魅力。
無料スマホアプリ「皆んなで倒せ!70億のゴブリン!」
7月末ごろリリースしたばかりのアプリがさっそく被害にあったというので友人に聞いてみた。
↑ランキングの1位と2位に注目!(製作者に許可済み)
不正ツールを使用しランキング上位に。
ボカシの入ってる上位2人が不正ツールを使用しランキングに乱入。
友人曰く、短期間で物理的にありえないスピードで上位に登りつめていったそう。
3位の人は56万。 1・2位はズバ抜けた120万と150万。
(フリーザ様の第一形態と第三形態の戦闘力ぐらいの差。)
ちなみに2・3日でこの数を出してきたそうです。笑
普通に考えて2・3日ぶっ続けで150万回スマホ画面をタップし続ける人なんていないよね!!
これはBOT行為なる不正ツールを使った模様。
《BOT行為》
ゲーム上のプレイヤーの操作をプログラムによって自動的に同じ処理(寝マクロ)を繰り返すもの。
「BOT」とは、 ロボットの略称。
今回のケースでは、ひたすらゴブリンを倒すタップの動作をプログラムに覚えさえてあとは何もしなくてもプログラムが自動的にゴブリンを倒し続けるというもの。
これだと年中無休でひたすらタップし続けることが可能になるので短期間でもありえない数となってランキングに入ってくるんですね。
そうなると、ゲームのバランスも崩壊。
そして真面目にやっている一般ユーザーが馬鹿らしくなりゲーム離れ。
一生懸命作り上げたゲームが不正ツールで一瞬で台無しに。
製作者にとっては切実な問題です。
友人が努力して試行錯誤してゲームを作る過程を見てきた私も胸が熱くなるものがあります。
友人が行った対応とその後の反応
今回のケースは目で見ても明らかに不正と判断出来きたそうですが、ゲームの裏側からも常時チェックはしてるそうです。
詳細は記載できませんが、製作者専用のツールを使用しログ上で不正チェックを行ってるそう。
今回の対応は、
不正発覚 → ランキングから除外 (アカウント停止はなし)
しかし、ランキングから除外しても また懲りずに不正をしてくる輩も実際にいるそう笑
友人「ランキングから除外しても、同じヤツがまたバレないようにチマチマBOTしてくるんだよ〜!本当カンベンしてくれよ〜!」
今回のようなケースはとってもかわいい方なんだとか。(だからブログに載せた)
このようなチート・BOTの不正行為は日常茶飯事で、日々イタチゴッコしながら頭を悩ませている現状なんだそうです。
チート行為とこれから
社会問題にもなり大手企業でさえも対策に頭を抱えているチート行為。
友人もスマホゲームを作るにあたっては、普段からチート対策を意識してるんだそう。
というより、チート対策はもはや宿命にあると言います。
また、スマホアプリでヒット作を数多く輩出している別の友人は、
「オンラインゲームのユーザーモラルは最底辺で考える」
という聞いてて悲しくなるフレーズを胸に製作に当たってるといいます。
悲しいけどこれが現実なんだそう。
これからはユーザー側が「チート行為はやってはいけない犯罪行為」の認識をしっかり持つことが大事になってきそうですね。
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